お役立ちコラム【部屋探し】

年代・性別ごとに違う?部屋探しのコツを徹底解説【初心者向け】

初めての一人暮らし。自由な生活を思い描いて、ワクワクしますよね。しかし、「何を基準に部屋を探せばいいのか分からない」「条件が多すぎて探せない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

今回は、初めて一人暮らしをするときの部屋探しのポイントを年代別・性別に紹介します。お部屋探しの参考にしてみてくださいね。

10代編

まずは10代編です。高校を卒業し、進学や通勤のために一人暮らしを始める人が多いでしょう。性別ごとに部屋探しのポイントを見てみましょう。

10代男性

通学しやすい場所にあるか

大学に通学するのであれば、通学しやすい場所かどうかは重要なポイントです。通学時間を短縮できれば、その分勉強やアルバイト、サークル活動に時間を割くことができます。また、通学にかかる定期代も、大学の近くであれば4年間で大幅に節約できるでしょう。

ただし、大学は途中でキャンパスが変わることがあるので注意が必要です。たとえば、3年生のときにキャンパスが変わって引っ越す場合、敷金・礼金・引っ越し代という初期費用がまた発生してしまいます。途中でキャンパスが変わる場合、どちらのキャンパスにも通いやすいエリアで部屋探しをするとよいでしょう。

防音性はしっかりしているか

大学生の一人暮らしであれば、友人を家に呼んで飲み会を開きたいと思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、壁が薄いアパートだと、話し声や笑い声が筒抜けで騒音トラブルに発展することも。友人を招きたいのであれば、防音性がしっかりしているマンションを選ぶことをおすすめします。ただし、夜間の大騒ぎはどのような部屋でもトラブルになる可能性があるので、気をつけましょう。

10代女性

セキュリティがしっかりしているか

10代の女性が最も気にするべきポイントは、マンションのセキュリティです。多少家賃が高くなったとしても、身の安全のためにセキュリティがしっかりしたマンションを選ぶことが大切です。エントランスがオートロックであるかどうか、インターホンにはモニターが付いているかどうか、玄関ドアの鍵は開けやすいサムターンキーではないかどうかなどをチェックするようにしましょう。

また、階数は上であるほど侵入される危険は少なくなります。ただし、よじ登れる塀やフェンスがあると、上階であっても侵入される可能性があります。内見のときには部屋の外からも確認をし、侵入経路がないかチェックしましょう。

治安はよいか

繁華街が近くにある物件や、街灯が少なく夜道が暗いエリアの物件は、一人暮らしの女性にとっては危険です。酔っぱらいに声をかけられたり、トラブルに巻き込まれたりする可能性があります。部屋を探すときには、昼間だけでなく夜間の周辺環境をチェックしましょう。余裕があれば、駅からマンションまでの道のりを歩いて確認することをおすすめします。

20代編

つぎは20代編です。就職や転勤のタイミングで一人暮らしを始める人が多いでしょう。仕事で忙しくなるので、便利な環境や部屋を探すことが大切になります。

20代男性

家賃は手取り収入の3分の1におさまっているか

自分の収入が手に入る20代は、つい背伸びした家賃の部屋を選んでしまいがち。しかし、家賃が高いと、生活費を圧迫し、貯蓄する余裕がありません。

家賃の目安は、手取り月収の3分の1以内です。手取りが20万円の男性であれば、6万3,000円が家賃の目安になります。また、賃貸に入居するときには、敷金・礼金の初期費用、家具・家電購入費がかかるのが一般的。将来のためにも、自分の貯蓄と収入に見合った物件を選ぶことが大切です。

交通利便性はよいか

仕事にプライベートに、忙しく動きまわる20代男性であれば、交通利便性がよいエリアを選ぶことをおすすめします。複数路線を使えるターミナル駅であれば、職場や彼女の家、ショッピングに飲み会など、すべて1本でアクセスできることも。遅くまで運行しているJR線が乗り入れていれば、終電を逃してタクシーを使ってしまうことも減りますよ。

ただし、交通利便性がよいエリアは、その分家賃も高めです。築年数や駅からの距離などを妥協し、優先順位を付けて探しましょう。

20代女性

設備は自分に合っているか

仕事やプライベートで忙しい20代の女性にとっては、部屋の設備が自分に合っているかどうかは大切なポイントです。たとえば、自炊中心の生活ならキッチンは2口以上のコンロがあると便利です。平日の帰宅時間が遅いようであれば、洗濯物を外に干しにくいので、バルコニーよりも浴室乾燥機が付いているほうがよいでしょう。

また、設備は共用部分もチェックすることをおすすめします。ネットショッピングを頻繁に利用するのであれば、宅配ボックスは必須です。ハイヒールをよく履くのであれば、エレベーター付き物件のほうがよいでしょう。

ただし、設備は充実してればしているほど家賃も上がってきます。自分に必要かどうかを見極めて、お部屋を探しましょう。

スーパーは遅くまで開いているか

仕事で帰宅時間が遅い女性なら、スーパーが遅くまで開いているかどうかは大切なポイントです。最近では24時間営業のスーパーや終電まで営業しているスーパーも多いので、駅から家までの間にあるか見てみましょう。お惣菜や冷凍食品が充実しているスーパーなら、忙しい人でも助かりますね。

30代編

最後は30代編です。転勤や転職、貯金が溜まったタイミングで一人暮らしを始める人が多いでしょう。20代の頃よりも、部屋でゆっくり過ごす時間が長くなるので、快適な環境を選ぶことが大切になります。

30代男性

インターネット環境が整っているか

自宅でパソコンを使って仕事や作業をすることが多い30代。お部屋を選ぶときには、インターネット環境が整っているかどうかもポイントです。家賃が安い物件を選ぶと、ポケットWi-Fiしか使えない物件だったり、インターネット無料の物件なのに回線速度が遅かったりするケースも。

インターネットを多く利用するのであれば、物件が契約している回線はなにか、通信速度はどれくらいかチェックしておいたほうがよいでしょう。

騒音はないか

20代のうちは外出するのに便利なターミナル駅がよくても、30代になるともう少し落ち着いた環境のほうがよいと思う人も多いはず。せっかく部屋でくつろいでいても、学生街で騒がしかったり、繁華街が近く酔っ払いの声が響いたりすれば、落ち着きません。

週末は部屋で過ごすことが増えてきたなら、騒音がないかどうかは大切なポイントです。駅や繁華街から距離がある物件を中心に選ぶのもよいでしょう。

30代女性

日当りはよいか

「日中はほとんど家にいないから気にしない」という人も多い、日当り問題。日当りがよい物件は家賃も高くなるので、妥協する人も多いでしょう。しかし、日当りは部屋の明るさや温度だけでなく、湿度にも影響します。日当りが悪いお部屋を選ぶと、湿度が高くなり、お気に入りの服やバッグがカビだらけ!というのはよくある話。

日当りは一日中太陽の光が入る南向きがベストですが、日中は不在なのであればお昼まで陽が入る東向き物件もおすすめです。

収納は十分あるか

シーンに合わせた洋服やバッグ、靴などを揃えなければいけない30代女性。部屋をすっきりとさせるためにも、収納が十分はあるかは重要なポイントです。クローゼットやシューズボックスなど、自分が持っているものが入るかどうか確認しましょう。

マンスリーマンションなら一人暮らしのお試しが可能

「初めての一人暮らし、きちんと続くか不安」「実際に住んでみないと街の住みやすさが分からない」と迷いがある方は、マンスリーマンションで一人暮らしのお試しをしてみることをおすすめします。

マンスリーマンションは、敷金・礼金が無料で、家具・家電が付いているので、トランクひとつで一人暮らしをスタートできます。実際に一人暮らしをしてみると、どれくらいの広さが必要か、どんな設備があったらよいか、暮らした街は住みやすいかなどが実感できますよ。

一人暮らしの部屋選びは、防犯性や住みやすさなど、さまざまなポイントがあります。安全に・快適に暮らせるように、ポイントを抑えて理想のお部屋を探してみてくださいね。

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