お役立ちコラム【部屋探し】

レオパレスで同棲するのはかなり大変?トラブル事例や対策方法など解説!

同棲は2人が一緒に過ごす時間が増えるため、楽しい生活をイメージするだけでとてもワクワクしますよね。しかし一方でお部屋選びや同棲後の暮らしについて不安を覚えることもあるでしょう。

「レオパレスは1人暮らし向けのイメージがあるけれど同棲はできる?」
「同棲先にレオパレスを選ぶのは良くないの?」

家具家電がそろうレオパレスなら手軽に同棲ができそうですが、何かと不安もつきまとうものです。

そこで今回は、レオパレスで同棲する大変さについてご紹介します。レオパレスでの同棲で起こりがちなトラブル事例や対策方法も解説しますので、これからの2人暮らしのあり方を考えてみませんか。

レオパレスで同棲はしても良い?

敷金礼金も不要で入居できる点が魅力のレオパレス。そもそも同棲ができるのか気になるところですよね。同棲の可否についてまずは確認してみましょう。

どの間取り・契約プランでも同棲は可能

レオパレスはどの間取りや契約プランでも同棲は可能です。レオパレスには、1年未満の契約を前提にしたマンスリープランと、1年以上の契約をする賃貸プランがあります。どちらのプランでも同棲はできます。またワンルームや1Kなどの1人暮らしを想定したような間取りでも同棲は可能です。ただし、契約プランによって同居人数に制限がある点に注意しましょう。間取り別の人数制限は以下の通りです。

賃貸 マンスリー
短期・長期 学割
ワンルーム・1K・1DK・1LDK 2名まで 3名まで 2名まで
2K・2DK・2LDK 4名まで 3名まで 2名まで
3LDK以上 6名まで 3名まで 2名まで

どの間取りやプランでも2名は暮らせるため、同棲自体はできることがわかりますね。

事前申請が必須

レオパレスで同棲をする場合は、事前に申請します。最初は一人暮らしをしていて、あとから同棲する場合もきちんと申請しましょう。「バレないだろう」と無断で同棲するのは契約違反です。隠れて同棲をしても、管理人のチェックや隣人からのクレームなどでいつかはバレます。

レオパレスの家賃は1名分として出されているものです。同棲する申請をしたあとは、所定の料金を支払えば問題ありません。契約日数分の料金を一括で支払います。

事前に申請してもNGのケースもあり

レオパレスに事前申請しても同棲できないケースも中にはあるため、注意が必要です。同棲ができないケースの一例として、会社が社宅として契約している場合が考えられます。会社がレオパレスを独身寮として扱っているなら、同棲を申請しても許可が降りない可能性は高いでしょう。

よくあるのは「節約のために、ここで同棲しないか」と恋人を誘うケースです。社宅として利用している場合は、同棲の可否は会社判断に。レオパレスへの申請だけでなく会社からも許可が必要です。会社に内緒で同棲を始めるのは止めましょう。

レオパレスでの同棲でトラブルが起きやすい理由

レオパレスで同棲を始めると、何らかのトラブルが起きる可能性は高いと言われています。その背景には、レオパレスが保有する物件の特徴が大きく関係しています。レオパレスが所有する物件のうち、9割以上が1Kもしくはワンルームの間取りです。

1Kやワンルームの間取りは、一人暮らし向けに設計されたものです。一人暮らし向けのコンパクトな間取りで同棲を始めると、収納やお部屋の広さなどが不足して生活に支障をきたすことが考えられます。間取りの狭さからトラブルに発展しやすいのです。

レオパレスでの同棲で起こりがちなトラブル事例

ここでは、レオパレスでの同棲で起こりがちなトラブル事例を7つご紹介します。どれも具体的なものばかりなので、同棲する前にぜひ把握しておきましょう。実際に同棲をしている方のリアルな声もありますよ。

音漏れからの騒音問題

レオパレスは「壁が薄く、生活音が漏れる」という口コミが目立つ傾向にあります。音漏れが原因で、近隣住民との間で騒音問題に発展することも。同棲中は話し声が自然と大きくなり、音漏れで迷惑をかけることもあります。また足音も2人分するため、一人暮らしよりも下の階に響きやすいでしょう。特に夜間は、生活音が響かないように気をつける必要があります。近隣住民と騒音トラブルを避けるためには、日頃からの意識が大切です。

1人になれる場所がない

2人で過ごす時間が増えることは同棲の魅力ですが、ずっと同じ空間にいるのは意外につらいもの。1人で過ごせる空間も必要です。しかし1Kやワンルームの間取りのレオパレスでは、1人になれる場所がありません。ケンカをしたとき、「気持ちを鎮めるために別室で過ごす」のような行動が取れないのです。

またプライバシーを守ることの難しさも悩むポイントです。たとえば2人そろって、テレワークをすることもあるかもしれません。同じ空間での仕事がストレスになることもあるでしょう。同じ部屋でのテレワーク禁止のルールを適用する会社もあり、対策を求められる可能性があります。

キッチンが狭い

一人暮らし用の間取りに設置されたキッチンは、コンパクトサイズがほとんどです。レオパレスもキッチンが狭いため、2人で並んで料理するのは困難でしょう。まな板を置くスペースさえ殆どないレイアウトもあります。またキッチンの後ろの通路も狭く、動きづらいことも。2人で一緒に料理を楽しみたい場合は、お部屋のテーブルにまな板を置いて調理したり、シンク上に物を置くスペースを作ったりなどの工夫が必要です。

家具家電が選べない

同棲前に、2人で好きな家具家電を選ぶことを楽しみにしている方もいるでしょう。しかしレオパレスでは備え付けられた家具家電を使用するため、選ぶ楽しみが体験できません。一人暮らし用の設備が多く、洗濯機や冷蔵庫が小さく不便なことがあります。買い置きしたくても食材が冷蔵庫に入りきらなかったり、洗濯もこまめにしないと回しきれなかったりするでしょう。自分たちのライフスタイルに合わせた家具家電が選べないことに不満を持つ方もいます。

退去費用がかさみやすい

2人で生活すると1人よりも使用頻度が高く、設備や内装の劣化が進みやすいでしょう。そのため退去時に修繕費用がかさみやすくなるリスクを抱えています。通常の経年劣化に対しては、原状回復費が請求されません。しかし、キッチンの油汚れやフローリングのキズなどは原状回復が求められる可能性はあります。日頃から丁寧に扱って暮らす必要があるでしょう。

家事の役割分担で揉める

同棲は家事の役割分担がうまくいかないと、トラブルの元です。「気づいたほうがする」というルールを決める方もいることでしょう。しかし「気づいたほう」に任せるルールでは、片方に負担が偏りがちです。1人にだけ家事の負担がかかり、大きな不満へと発展することに。家事分担はレオパレスに限らず、具体的なルールを決めておくことが大切です。お互いを思いやって、家事の負担を軽減するようにしましょう。

収納スペースが足りない

レオパレスの間取りでは、収納スペースに限りがあります。そのため2人分の荷物を収納しきれないことも。収納スペースが足りないため、お部屋が片付かず常に荷物であふれているかもしれません。荷物が多いとお部屋が散らかった印象になり、落ち着いて過ごせる空間とは言いにくい状態に。お部屋が片付かないことでケンカをする方もいるほどです。同棲前に荷物を減らしたり、収納グッズを買い足したりなどの工夫が必要でしょう。

レオパレスで同棲するときのトラブル対策

レオパレスでの同棲はトラブルが起こりやすいですが、工夫次第では快適に過ごせます。具体的な対策を知って、トラブルを回避しましょう。

カーペットを敷くなどの防音対策をする

レオパレスでは音漏れが問題になることが多いため、防音対策が重要です。足音ができるだけ響かないようにカーペットやラグを敷いてみましょう。ジョイントマットも防音効果に期待ができるアイテムの1つです。また普段から話し声やテレビの音量を抑えるように心がけます。特に夜間は周囲が静かなので、音が響きやすく感じる時間帯です。近隣住民との騒音トラブルを避けて快適に過ごせるように、日頃から配慮をしましょう。

1DKや1LDKなどの広い間取りを選ぶ

同棲中も1人になれる時間や空間を確保することは大切です。1Kやワンルームでは1人になれる空間がないので、1DKや1LDKのような広い間取りを選んでみましょう。寝室以外に過ごせるお部屋ができるので、プライベートな時間を確保しやすくなります。

特に2人そろってテレワークをしたい場合はスペースを分けることも可能です。別々のお部屋で仕事に集中できますね。広い間取りは生活の質を向上させ、ストレスを軽減する効果に期待ができるのではないでしょうか。

キッチンを工夫して使う

キッチンが狭い場合は、工夫すると2人で快適に使えます。まな板を置くスペースを確保するために、コンロの上に置ける調理台を追加するのが一つの方法です。

シンクの上に渡して、食器を乾かしたりまな板を置いたりするためのスペースを作るアイテムもあります。

ワイヤーラックを設置するのもシンク上のスペースを有効活用できます。キッチンツールや小物類を手の届くところに掛けられるので、調理の効率もアップすることでしょう。

ホームセンターやインターネットにさまざまな便利グッズが売られているので、2人でアイテム探しをしてみるのも楽しそうですね。

家事分担のルールを決める

同棲生活をトラブルなく過ごすためには、家事分担のルールを明確に決めておきましょう。「気づいた方がやる」という曖昧なルールではなく、具体的に決めることがポイントです。同棲前にしっかり決めておくと、家事の負担が一人に偏りすぎることが防ぎやすくできます。買い出しや料理、洗濯、掃除、ゴミ出しなど家事に含まれる工程はたくさんあります。お互いの負担を軽減できるよう、きちんとルール化しましょう。もし代わりにしてもらった家事があれば、感謝を伝える気遣いも忘れてはいけません。

荷物を極力減らしてから同棲をする

同棲を始める前に、お互いの持ち物を見直します。レオパレスの限られたスペースに収納できるよう、荷物を極力減らしてください。家具家電はそろっているため、衣類やバッグ、靴、雑貨などの中から必要最低限の物だけを持ち込むようにしましょう。不要な物は処分するか、別の場所に保管するのがオススメです。お部屋の収納スペースに見合った分だけの荷物だけを持ち込むことで、すっきりとした快適な空間に。快適で過ごしやすいお部屋作りは同棲を始める前からがスタートです。

レオパレスだけじゃない?マンスリーマンションで同棲するときのコツ

レオパレス以外にもマンスリーマンションを提供する会社はいくつもあります。最後にマンスリーマンションで同棲をするときのコツを3つご紹介します。

宿泊も事前申請が必要

一人暮らしをしているお部屋で同棲を始める前に、パートナーが宿泊することもあるでしょう。宿泊だったとしても、必ず管理会社に申請をしてください。勝手に宿泊させることは、契約違反に当たります。申請なしで宿泊や同棲をすると、万が一見つかったときに違約金が発生したり強制退去を求められたりする可能性があります。

追加料金の確認

マンスリーマンションで同棲をすると追加料金が発生するため、金額を必ず確認してください。いつどのタイミングで支払うのか、支払い方法などが管理会社によって異なるケースがあります。追加料金が高額になるケースも考えられるため、予算に余裕を持っておくことで安心できるでしょう。

備え付けの家具家電をチェック

備え付けの家具家電の大きさや性能をチェックしましょう。一人暮らし向けの物件が多いため、2人で使用しても不便がない大きさや性能を持っているのかを確認します。事前に依頼すると、内見できる場合があります。管理会社に内見をしたい旨を伝えてみましょう。

備え付けの家具家電を実際に見ることで、同棲後の暮らしがよりイメージしやすいですよ。マンスリーマンションは入れ替わりが激しいので、入居者がいてお部屋の内見ができない場合も。そのようなケースでは、別のフロアや似た間取りのお部屋を見せてもらえることもありますよ。

同棲をするなら広めの間取りも選択肢に!レオパレス以外もあり

レオパレスでの同棲は、事前に申請すれば可能です。しかし一人暮らし向けのコンパクトな間取りが多く、音漏れやキッチンの狭さなどからトラブルに発展するケースがあります。できるだけトラブルを避けるには、まずは広めの間取りを選ぶことからでしょう。広い間取りならお部屋にゆとりが生まれ、1人になれる空間を確保できます。

また1LDKや2Kなどの広い間取りの選択肢を増やすために、レオパレス以外の管理会社もぜひ探してみましょう。少しでも選択肢を増やすことで、2人の要望が叶えられるお部屋を見つけやすくできますよ。

この記事を書いた人

澤田なつ/Webライター

2016年2月までCADオペレーターとして自動車部品の図面作成をしていました。2019年からフリーランスのWebライターとして活動しています。
執筆するときは「読者が知りたいことに寄り添える内容になっているか?」を意識しています。資格は、2級ファイナンシャル・プランニング技能士と簿記3級、図書館司書を持っています。
小学生の娘が2人います。趣味は裁縫で、娘たちが好きなアニメのコスプレ衣装を作ることが好きです。
着付け師範の資格を2012年に取得しており、講師経験もあります。最近では着付けの様子を動画で撮って、Instagramに投稿することにはまっています。

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