お役立ちコラム【暮らしのヒント】

通勤ストレスは人生の大敵!立地で解決するためのお得な手段とは?

社会人にとって長時間の通勤時間はストレスそのもの。通勤時間は無給の労働時間であり、人生の貴重な時間をただ消費するだけの無駄だと感じる方も多いでしょう。東京をはじめ日本の都心部で働く社会人が毎日の通勤に費やす時間は平均で往復80~100分。映画一本分の時間が自宅と職場を往復するだけの時間に消えています。

通勤時間を読書やゲーム、脳内スイッチを切り換える時間などに有効活用できる方は良いですが、8割以上の方が「疲れていても座れない」「混雑していて他人との距離が近い」「毎日早起きで寝不足」といったストレスを感じているようです。それが心身の限界に達すれば様々な体調不良を引き起こす恐れがあり、なるべく早く解消すべきでしょう。

そこで今回は、通勤時間に対するストレスの原因と解決方法について解説。その際に職場近くにあるマンスリーマンションでのお試し住みがオススメな理由もご紹介しますよ。毎日元気に働けるよう、通勤時間を削って睡眠や自由時間を確保しましょう!

社会人の8割以上が毎日の通勤時間にストレスを感じている

日本全国の働く社会人は、毎日の通勤時間に多大な時間を消費しています。多くの方が感じている通勤ストレスについて詳しく見ていきましょう。

通勤にかかる往復の所要時間は全国平均約80分。首都圏は約100分

総務省統計局の調査によると、日本全国の平均的な通勤時間は自宅を出た時から職場に入るまでのドアtoドアで片道39.5分、往復で約1時間20分です。東京都は片道約48分、全国の中でもっとも通勤時間が長い神奈川県は片道約50分でした。これは往復で約100分となり、一日のうち約1時間40分を通勤だけのために費やしていることが分かります。

首都圏は交通機関が発達していて都心部の地価が高いため、都心で働いていても遠方に住む方が多く通勤時間が長くなりがちです。一般的に年間労働日数は平均245日なので、100分×245日=約17日間となり、一年間のうち17日分も通勤に時間を使っています。

約85%の人が長時間の通勤時間にストレスを感じている

首都圏をはじめ都市における主要駅の朝夕ラッシュ時間帯は混雑を極めており、車内は満員のすし詰め状態、駅に降りてからも危険を感じるほど人の波。そのうえ所要時間まで長くては「会社に行くだけで疲れる」と感じるでしょう。通勤時間が1時間を超える方を対象に行ったアンケート調査では、約85%の方が通勤にストレスを感じているようです。

また社会人が理想とする通勤時間は35分。徒歩や乗り継ぎ時間を考慮すれば電車やバスなど交通機関に乗っているのは15分程度と考えられ、立ちっぱなしや混雑にも耐えられそうですね。逆に限界と感じる通勤時間は1時間26分で、往復3時間近く通勤にかかれば睡眠時間や自由時間を大幅に削ることとなり、心身ともに相当なストレスがかかってくるでしょう。

出典:Alba Link「通勤時間のストレスに関する意識調査」・アットリサーチ「通勤の実態調査2014」

通勤ストレスの原因は1位「座れない」、2位「混雑している」

通勤には自分の時間が取られるほかにもストレス要因がたくさんあります。前述の通り朝夕のラッシュ時間帯は電車やバス内が異常に混み合い、他者が侵入すると心理的な不快感を抱くパーソナルスペースが冒されることで、多大なストレスを感じる方が多いそうです。

また始業30分前には出勤することが暗黙のルールという職場も多く、交通機関の遅延なども考慮すれば朝5時や6時台の早朝に自宅を出ることになり睡眠時間は減る一方。残業で終電を逃してしまえばタクシー代もかかり、節約のためにカプセルホテルやサウナで一夜を過ごすことも。体力も気力も失われ、次第に体調不良に陥る人も出てくるでしょう。

出典: Alba Link「通勤時間のストレスに関する意識調査」

低血圧の方やお腹を下しやすい人は、快速や特急など停車駅が少ないと不安を感じることもありますよね。意識すればするほど状態が悪化し、毎日の通勤時間が苦痛になるでしょう。

大股で二人分座る、口元を押さえずくしゃみするなど、交通機関内でマナーを守らない人がいるのもストレス原因のひとつ。女性の場合は痴漢に遭う可能性が、男性は痴漢に間違われる可能性があり、通勤時間が長くなるほど疲れやストレスが溜まってしまいそうです。

ストレス放置は危険! 通勤時間の短縮以外に有効な方法はなし!?

社会人だから仕方がないと、通勤ストレスをそのまま放置しているとどうなるでしょうか。また時間を短縮する以外に解消できそうな方法について考えてみましょう。

電車やバスの中で趣味を100%楽しむのは困難

通勤時間のストレス解消方法で考えられるのは、電車やバスに乗っている時間を趣味に利用すること。スマホで動画を視聴する、音楽を聴く、本やマンガを読む、ネットニュースを見る、ゲームをするなど。

すでにこれらを実行している方も多いかと思われますが、混雑している車内では音楽もあまり音量を上げられず、後ろの人にのぞき込まれることを意識すれば自分の好きな動画やネット情報を見るのもためらってしまいます。集中力も削がれ、自宅のように100%楽しむのは難しいでしょう。

またゲームやマンガに熱中するあまり、知らないうちに他人へ迷惑をかけていることも。誰かとぶつかる、足を踏んでしまうなどからトラブルに発展する場合もあり、趣味はできるだけ自宅でのびのび楽しむのがベターです。

通勤の必要がない在宅勤務も、コロナ収束で激減

コロナ禍の数年間は、どの企業でも在宅勤務が推奨されていましたが、5類引き下げが決定し、事実上収束となって以降は出社回帰の動きが加速しています。アメリカの大手企業、Amazon、Google、Appleなどが社員の出社義務を示したこともあり、日本でもリモートワークを前提にした求人、完全在宅の導入を廃止する企業が続いています。

2023年4月の調査では、週3日以上のリモートワークを実施している割合は約33%。反対に1カ月以内にリモートワークを行っていない割合は約35%でした。2020年と比べると在宅勤務の割合は半分以下になっており、今後も在宅勤務で通勤を減らすことは難しいでしょう。

ストレスを放置すれば心身の不調が重症化することも

通勤時間だけでなく、現代社会を生きる大人たちは様々なストレスにさらされています。それを解消するためには、よく寝て食べて日々を楽しむことが肝心。しかし時間に余裕がない生活の中では物理的に困難で、長年ストレスが続くと体調不良の原因に。ストレスを感じると分泌される「コチゾール」というホルモンが過剰になると、心身に様々な悪影響を及ぼします。

気分の沈み・集中力の低下・免疫力の低下・イライラ・不眠・食欲不振または過食・頭痛やめまい・全身の倦怠感や疲労感など。とくに自律神経の失調に陥りやすく、胃腸の不調やひどくなると電車に乗るだけでパニック障害や貧血を起こすこともあり、重症化すると休職、退職せざるを得なくなる人もいます。たかがストレスと軽く考えず、十分な睡眠と自由時間を確保して日々健やかに過ごしたいですね。

通勤ストレスで体を壊す前に! 本気でしんどい人への解決方法とは

では今すでに通勤で辛い思いをしている人は、どのように解消すれば良いでしょうか。具体的な解決策を見ていきましょう。

本気で通勤ストレスを解消するには、職場近くに住むのがベスト!

通勤時間の有効活用など色々試してみても毎日の長時間通勤が苦痛で仕方ないという方は、思い切って職場近くへの引っ越しを検討してみてはいかがでしょうか。首都圏の都心部は家賃が高く、家族暮らしはもちろん一人暮らしでもコストがかかるため悩みますよね。

けれど完全に心身を病んでしまっては手遅れとなり、完治するまでにかなりの年月が必要です。自身のストレス度が限界に近いと感じる人は早急に行動するのが良いでしょう。

ストレスを感じない通勤時間は30分内! 混雑回避には徒歩や自転車も候補

前述の通り社会人が理想とする通勤時間は35分。できれば往復1時間、片道30分内に抑えたいところです。朝8時半出社であれば自宅を8時に出れば良いので、睡眠時間がしっかり取れるだけでなく、朝食を食べたり朝日を浴びたり時間に余裕を持つことで交感神経が働き、体調が整いやすくなりますよ。片付けや洗い物を済ませて出社すれば、疲れて帰ってから家事に追われることもなくお部屋もきれいに保てますね。

電車やバスに乗ること自体が苦痛なら、徒歩や自転車での通勤も候補のひとつ。早歩きは脳の働きを良くしてダイエット効果もあり、30分間で約3km、都営地下鉄の1~2駅間分くらい進めます。自転車ならラクに運動できて行動範囲も広がりますよ。

普通タイプの自転車の平均時速は15kmなので、20分間で2駅分走行可能。もっと離れた場所でも街中を直進すれば短時間で通勤できるでしょう。自転車なら帰宅が夜遅くなっても自宅まで直帰できるので治安面でも安心ですね。

通勤時間が短いことはメリットだらけ!

通勤時間を減らすことには様々なメリットがありますよ。通勤時間が往復1時間半かかっていた方が片道30分になった場合、自由時間は一日30分増。たったそれだけと思うかもしれませんが、お風呂に浸かったり30分多く睡眠を取ったり、日々の余裕はチリも積もれば山となり体調改善は間違いなし。自由な時間はないより少しでもあった方が良いですね。

また通勤時間が長いと、それだけ荷物を持って満員電車内で立ちっぱなしの時間が長くなり、腰や肩への負担が激増。とくに年齢を重ねると厳しくなります。これが解消するだけでもかなりラクになります。夜遅くに疲れて職場を後にするとき「すぐ帰れる」のと、「また1時間近くも電車やバスに揺られる」のとでは気持ちの負担も違います。通勤時間が短いことは心にも体にも良いことだらけなのです。

都心近くに住むデメリットは費用面。費用対効果を試すならマンスリーマンションでお試し住みを!

都心に住んで通勤時間を短縮したいけれど、実際に暮らしてみないとその効果の大きさは分かりませんよね。気軽にお試し住みができるマンスリーマンションなら様々な検証ができ失敗が少ないでしょう。そのメリットについてご紹介します。

マンスリーマンションなら通勤ストレスvs費用のコスパを検証できる

高額な初期費用と引っ越し代金を支払って失敗するのは誰しも怖いもの。職場近くに住めば通勤時間は短くなるものの、治安や住みやすさについてのコスパは実際に暮らしてみないとなかなか分かりません。

マンスリーマンションなら家具家電が備え付けだからカバンひとつで新生活をスタートでき、多額の初期費用や引っ越し代を払わず気になる場所で気軽にお試し住みが可能。慎重に住む場所を決めたい方にオススメです。

マンスリーマンションなら色々な候補地からの通勤が試せる

基本的に1ヵ月単位で借りるマンスリーマンションなら、気になる候補地を毎月転々とすることもできます。ホテルと違ってキッチンが完備されているので自炊も可能。調理器具や食器類も準備されているため材料さえあれば手料理で健康的な生活が送れますね。来月はあちらの街を試してみよう、こちらの街は美味しいお店がたくさんあるかな? など色々考えるだけでわくわく楽しくなってきそうです。

マンスリーマンションなら空室待ちや借り上げ申請中に利用しやすい

気になる物件が見つかっても、すぐに入居できるとは限りません。また借り上げ社宅を導入している企業なら家賃負担が少なくなりお得ですが、会社によっては手続きに時間がかかる場合も。

明日からでも通勤時間を短くしたい! と感じている方は、とりあえずの仮暮らしにマンスリーマンションが利用しやすいでしょう。電気やガス、インターネットなどのライフラインがすでに開通済みなので、面倒な手続きを自分でする必要もありませんよ。

通勤時間にとらわれない快適な社会人生活を送りましょう

今回は長時間の通勤時間にストレスを感じている方へ、その解消方法をご提案しました。心や体に不調をきたしてしまう前に、ぜひ職場近くへのお引っ越しを検討してみてください。気軽にお試し住みができるマンスリーマンションは、物件数が豊富なポータルサイトでの検索がオススメ。住みたいエリアと必要な条件を絞り込めば理想の物件にすぐ出会えますよ。ストレスのない通勤で毎日元気に働きたいですね。

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