一人暮らしにテレビはいらない?テレビなし生活のメリット・デメリットを解説!
「テレビなし生活なんて考えられない」
「だからといって、家具家電を全部買って準備するのは大変」
初めての一人暮らしに向けての準備が負担になっていませんか。準備を少しでも手軽に進めるためには、一人暮らしで使う家具家電の取捨選択も必要です。最近はテレビがなくてもスマホやパソコンなどから情報収集は簡単にできるため、「そもそもテレビは必要かな?」と迷う方もいるかもしれませんね。
一人暮らしにテレビを買おうか悩む方向けに、テレビなし生活のメリットとデメリットを解説します。自分にとってテレビが必要なのか、判断していきましょう。
一人暮らしにテレビは不要?
一人暮らしにテレビは必須アイテムなのでしょうか。まずは一人暮らしのテレビ保有率の実態をご紹介します。「テレビは必要ない」と考える方の意見についてもぜひチェックしてみましょう。
一人暮らしのテレビ保有率の実態
テレビをお部屋に保有していない方も一定数存在します。LINEリサーチが実施した調査によると、10代20代の若い世代の単身世帯ではテレビよりもパソコンの保有率が高い結果に。テレビなし生活は、珍しいものではありません。
(参考:単身世帯』の10代・20代では「パソコン」が「テレビ」の保有率を上回る結果に | LINE株式会社のプレスリリース)
年齢が高くなるほどテレビの保有率は上がりますが、比較的若い世代はテレビがなくても一人暮らししているケースは多いことがわかりますね。
テレビの保有率が下がった理由は?
さまざまな理由が合わさり、10代20代のテレビ保有率が下がってきています。テレビを保有していない理由に「見たい番組がない」のような声が挙げられることも。インターネットやSNSなどの他の娯楽がどんどん普及し、「テレビからしか得られない情報」が大きく減ったからでしょう。
東京はテレビ局は多いが、見たい番組が殆どない。
— またたび (@matatabi2022) May 15, 2024
ぐだぐだ引き延ばさだけのスペシャル番組もやめようよ。
こうしてテレビ離れがどんどんと進んでしまうんだろうな。
見逃し配信やサブスクなどのサービスが充実し、テレビ以外で番組を見る方法が普及してきました。リアルタイムでテレビを見なくても、自分のタイミングで視聴できるのです。1人でお部屋過ごしているときも何かと忙しく、テレビに時間を取られている暇がない方もいます。テレビは見て楽しむものなので、「何かをしながら」の作業が難しい点を抱えています。見ることに集中してしまう点も忙しい生活を送る方にとってはデメリットに感じるのでしょう。
テレビなし生活のメリット
テレビなし生活にはどのようなメリットがあるのかをご紹介します。「テレビがなくても困らないなら、買わなくても良いかな」と迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
室内が広く使える
テレビなし生活は、限られた空間を有効活用したい方におすすめです。ワンルームや1Kルームなどのお部屋では、テレビ台とテレビを置くだけで、かなりスペースを取られてしまいます。一人暮らし用のコンパクトサイズのお部屋は、広さを有効活用したいものです。
テレビなしの生活ならテレビ(台含む)のスペースが空くので、お部屋をより広く使えます。お部屋のレイアウトの自由度も高くなり、ソファや観葉植物などの自分が置きたいものを置くのも可能です。
引っ越し時の荷物を減らせる
入退去時の引っ越しは、荷物の梱包や運搬などの作業が発生します。テレビがあると画面を傷つけないように細心の注意が求められ、引っ越しが大変に感じるのではないでしょうか。一方で、テレビがなければ引っ越し時の荷物運搬の負担を軽減できます。荷物が少ないと引っ越し費用を抑えられ、金銭面でのメリットもあります。
掃除の負担が楽になる
掃除が苦手な方や毎日が忙しくお部屋の片付けをする余裕がない方も、テレビなし生活がオススメです。テレビは静電気の影響でホコリが溜まりやすい家電です。画面が大きいほどたくさんの静電気を発し、ホコリを寄せ付けます。
何本もテレビ本体から出る配線が複雑に絡んで、掃除のしにくさを感じるポイントに。テレビ画面に付いた指紋も白く浮き出て、気になることでしょう。定期的にキレイにしたいところですが、忙しい方や掃除が苦手な方にとってはかなりの負担に。テレビがなければ「テレビ周りの掃除」をする必要がありません。
テレビをダラダラ見る時間をなくせる
テレビがあると、つい電源をつけてダラダラと見てしまう時間が起こりがちです。「朝起きたらテレビ」「帰宅したらテレビ」のように無意識でテレビを点ける習慣になっている方もいることでしょう。貴重な時間をあっという間に浪費してしまいます。
テレビがないと落ち着くわ〜😙決して節電の為ではありません。精神衛生を考えての事です😁#テレビ不要
— ☆みっちー☆ (@happychans) June 29, 2022
テレビがなければ、「とりあえずテレビを点ける」習慣がなくなり、時間を有効活用できます。読書や趣味、運動など、空いた時間をより充実させられるのです。
得たい情報が選べる
テレビの放送では自分が興味を持てないような内容も流れてきます。興味のない情報を目にするのが「時間の無駄」と考える方も。スマホやパソコンがあれば、テレビがなくても情報収集には困りません。自分が知りたい情報を好きなタイミングで検索して得られますよね。
テレビで報道されるネガティブな情報に触れる機会を減らすことも可能です。凄惨な事件や事故があったときなどは、特集が組まれることはよくあります。繰り返される報道で、気持ちがつらくなる場合も。番組視聴によるストレスを避けるには、テレビはなくても良いでしょう。
電気代とNHK受信料が節約できる
テレビ視聴にかかる電気代とNHK受信料の節約につながる点もテレビなし生活のメリットです。NHKの受信料は年間で約13,000円です。月1,000円程度ですが、出費が抑えられるなら削っていきたいところでしょう。
なおNHK受信料は、テレビの有無に関係なく支払いが発生するケースに注意してください。たとえば、NHKの放送が受信できるチューナー内蔵パソコンやワンセグ対応のスマホなどを持っている場合。テレビがなくてもNHKが視聴できる環境とみなされるため、受信料支払いの対象です。保有しているパソコンやスマホの機能を確認して、テレビなし生活を始めてくださいね。
テレビなし生活のデメリット
テレビなし生活にはさまざまなメリットがありますが、デメリットもあるため注意しましょう。ここではテレビなし生活のデメリットを6つご紹介します。
最新情報を得にくい
テレビがあれば点けるだけで勝手に流れて、目に入る情報があります。一方でテレビがなければ、スマホやパソコンから自分に必要な情報を検索して収集するでしょう。しかし興味がないジャンルは検索しようと思わないため、得られる情報が限定的になる可能性があります。特に芸能事情は興味がなければ、最新情報を得にくくなるでしょう。友人や周囲との会話が噛み合わなくなるかもしれません。
訪問介護スタッフあるあるでしょうか、ご利用者のお宅のテレビから最新ニュースを知ることが多いです📺
— NPO法人グレースケア機構 採用担当 (@Gracecare_saiyo) May 11, 2024
俳優の○○さんが結婚💍とか
○○選手が快挙!とか
明るいニュースだと気分も良くなります🎶#グレースケア #世の中明るいニュースばかりだといいですね~
ドラマやバラエティなどをリアルタイム視聴できない
ドラマやバラエティなどをリアルタイム視聴できない点もテレビなし生活のデメリットに。パソコンやスマホから見逃し配信などを活用して、リアルタイム視聴ができないことのカバーはできます。しかし視聴に時差が生じたり、ドラマやバラエティのネタバレを見てしまったりすることも。また、見逃し配信も有料コンテンツへの加入が条件の場合もあり、テレビがない代わりの出費が起きやすいでしょう。
しかも鬼滅もリアタイできなくなった。アマプラネトフリTVer YouTubeNHK様にお世話になりまくりだったからテレビなしで生活するのなかなかキツい
— 🐭天乃-てんの-⚡️2階の窓 (@pikati_410) May 15, 2024
スマホやパソコンの利用時間が増える
テレビがないだけでスマホやパソコンの利用時間が増えてしまい、ダラダラと過ごす生活スタイルには変わりないことも考えられます。テレビの代わりに、結局パソコンやスマホでゲームや動画視聴し続ける状況に。テレビを見てダラダラ過ごすのと何ら変わりがありません。運動不足や寝不足になる恐れがあり、テレビなしでも規則正しい生活を送る意識は必要です。
無音状態が寂しい
初めての一人暮らしだと「人の気配がなく、無音がつらい」と感じる方がいます。静かすぎるお部屋にいることで、寂しい気持ちを引き起こすのでしょう。テレビがあれば、ただ点けるだけで無音状態が解消できますよね。テレビなしの場合は、スマホやパソコンを活用して寂しさを紛らわすようにしましょう。音楽やラジオを流して、寂しさを解消してみてください。
大画面での映像が楽しめない
スポーツ観戦の臨場感や迫力満点の映画のワンシーンなどは、パソコンやスマホの小さな画面では物足りないかもしれません。大迫力で映像を楽しむなら映画館で鑑賞したり、パブリックビューイングに参加したりなど、お部屋の外にお出かけしてみるのも1つの方法でしょう。
来客時に気まずくなるリスクがある
テレビなし生活は、来客時にお部屋が殺風景に感じて気まずくなる場合があります。会話に困って静かになったとき、無音状態が続くのは非常に気まずい状況です。テレビがあれば音がある状態にできるので、静かさを紛らわすことも可能に。無音状態が苦手な方にとっては、テレビなし生活はリスクが高いかもしれません。
テレビなし生活でも充実させるコツ
最後にテレビなし生活を充実させるコツとして、2つのアイテムをご紹介します。テレビの代わりに、お部屋に持ち込むことを検討してみませんか。テレビなし生活でも充実した日々が送れますよ。
プロジェクターを活用する
テレビの代用として、プロジェクターを導入するのもおすすめです。安価な製品も多く、設置場所を選ばない点が魅力でしょう。たとえば、パソコンや映像出力デバイスとつなげて映画館のような雰囲気で動画鑑賞したり、ゲームを大画面で楽しめたりできます。お部屋の間取りの都合でプロジェクターの置き場が難しい場合もあるかもしれません。ピッタリの置き場所がないときには、天井に取り付けできるプロジェクター付シーリングライトのような商品を検討しても良いですね。
プロジェクターを活用する際には、2つのデメリットに注意してください。
- テレビに比べて画面が暗い
- 起動やリモコン操作に手間取りやすい
画面が暗いので、昼間や明るい室内での視聴は難しい可能性があります。スイッチを押したらすぐに視聴できるテレビよりも、起動に時間がかかる点も念頭に置いておきましょう。
スマートスピーカーで音を出す
「テレビなし生活の無音状態が苦手。でもできるだけ出費をしたくない」「おしゃれな家電は要らない」という方は、スマートスピーカーを活用してみませんか。アレクサやGoogleスマートスピーカーなどの商品名を耳にした方も多いことでしょう。家電量販店やオンラインショップから簡単に購入できます。
スマホやタブレットで、インターネット上で放送されているニュースやサブスクの音楽をスマートスピーカーから常に流すことで、無音状態が解消できます。家電の性能が日々進化した今の時代ならテレビがなくても、代用方法はいくらでもあるのです。スマホやタブレットから流れるニュースや音楽でも、工夫すれば無音のつまらない生活にはなりませんよ。
自分に合う暮らし方をマンスリーマンションで見つけよう!
テレビなし生活は室内が広く使えたり掃除の負担が軽くなったりなどのメリットがあります。しかし無音状態に寂しく感じたり、大画面での映像が楽しめなかったりのようなデメリットも抱えています。メリットとデメリットを比較したうえで、自分にとって必要な家具家電をそろえることがポイントです。
必要な家具家電や自分が暮らしやすい間取りなどは、生活してみないと実感できないものです。頭で思っていたことと実際の暮らしぶりに違いが生まれるかもしれません。まずは「お試し住み」をして自分に合う暮らし方を見つけませんか。
お試し住みには、短期契約可能なマンスリーマンションがピッタリです。お部屋に家具家電はすでに用意されているので、自分でそろえる手間が不要。敷金礼金もないので、初期費用を抑えて新生活が始められます。
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