同棲するときベッドは分ける?寝室はどうする?経験者の口コミからベストな方法を紹介。
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「生活リズムが違うから、一緒に寝るのはストレスになるかも」
「ベッドってそもそも必要?同棲で別々に寝るのはおかしい?」
同棲を始めるにあたって、ベッド選びは悩みの種でしょう。1日の約1/3を占める睡眠時間。日中の疲れを取るためにもゆっくり休みたいものですよね。どれくらいのサイズを選べば良いのか、そもそもベッドは必要なのかなど、考え出すとキリがありません。
今回の記事では、同棲カップルのベッド事情についてご紹介します。ベッドを買おうか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。ベッドを購入する際の選び方のポイントも紹介しますので、ステキな同棲生活を始めましょう。
同棲カップルは同じベッドで就寝?
同棲しているカップルは同じベッドで就寝するのが「一般的」だと思っていませんか。実は、同じベッドで寝ていないカップルも存在します。一般的なイメージとは裏腹に、寝室を分けて寝ているカップルが全体の10〜20%程度もいるという調査データがあるほど。また寝室は一緒でも別のベッドで寝ているカップルも半数近くを占め、同じベッドで就寝しないケースは決して珍しくありません。
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生活リズムの違いや、プライバシーの尊重など、カップルによって過ごしやすい就寝スタイルはさまざまにあります。大切なのはお互いが快適に過ごせるような方法を選ぶことです。夜は部屋を分けたいのか、ベッドだけ別々にしたいのか、一緒のベッドで寝たいのかを同棲前によく話し合いましょう。
別々のベッドで寝たいカップル、その理由は?
どのような理由があって、同棲中のカップルが別々のベッドで寝たいと考えているのかをご紹介します。一緒のベッドで寝ない理由は大きく5つあります。ここで紹介する状況に当てはまるカップルは、別々に寝るほうが快適に過ごせる可能性がありますよ。
理由1:仕事で起床時間が合わない
たとえば、夜勤勤務のあるお仕事と日勤のオフィスワークをするカップルの場合。夜勤と日勤ではライフサイクルがまったく異なります。1人が早朝に帰宅し就寝、もう1人が朝に起床するため、同じベッドで寝ていると睡眠を妨げるリスクがあるでしょう。
別々のベッドで寝るのは、ライフサイクルの違いへの配慮です。お互いが質の高い睡眠時間を確保するため、別々のベッドで寝るという選択肢を選ぶカップルは少なくありません。
理由2:ゆったり寝たい
ゆったり寝るために、別々のベッドを使用するカップルもいます。同じベッドで寝ていると、パートナーに気遣いすぎて寝返りをしづらかったり相手が動いた振動で目が覚めたりなどの悩みが出ることも。自由に寝返りができないのは、何かと息苦しさを感じることでしょう。
布団が取られてしまい寝ながら寒さに震えているかもしれません。夜中に目が覚めてしまっては、睡眠不足に。質の高い睡眠を妨げられる日々が続くと、日中の活動にも支障が出るかもしれません。睡眠の質を良くするためにも、別々のベッドで寝るのは良い選択と言えるでしょう。
理由3:体感が合わない
暑がりな男性と寒がりな女性のカップルの場合、夜寝るときには「体感温度が合わない」と悩むことがあります。男女で体感温度の違いは3〜5度もあると言われています。男性が感じている温度よりも、女性の方が低く感じるのです。
夏場は冷房をつけると、女性は「寒くて寝られない」と思っているのに、男性は「もっと温度を下げて寝たい」と不満を持つことも。同じベッドで寝ると、どちらかが我慢することになるのです。別々のベッドにして、それぞれに合った寝具を用意すると快適に寝られるでしょう。
理由4:相手のいびきが気になる
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睡眠中に聞こえる相手のいびきや寝言、歯ぎしりが原因で、夜中に目が覚めることもあります。途中で起きてしまっては、翌朝を迎えてもスッキリした気持ちになりにくいことも。パートナーのいびきや歯ぎしりが気になる場合、別々のベッドで寝ることを選ぶカップルがいます。
同じ部屋で寝る場合でもベッドを分けて少しでも距離を取ることで、途中で目が覚めにくくなるかもしれません。パートナーから発せられる音の影響を軽減できるでしょう。
理由5:寝ているときぐらいは離れたい
常に一緒にいることでお互いの存在に安心感を得られるカップルもいれば、1人の時間を確保したいカップルもいます。ベッドにいるときは1人でゆったり寝て、リラックスしたいという人もいることでしょう。寝ているときだけでも離れている方が、日中にお互いを思いやって過ごせるようになる可能性があります。
別々のベッドで寝て離れる時間を作ることで、気分のリフレッシュ効果に期待できるでしょう。同棲で24時間一緒に過ごしているからこそ、ゆったり寝られる場所の確保は必要と言えますね。
同棲を始めるとき、ベッドをどうする?
同棲を始めるときには、部屋の広さや2人のライフスタイルに合わせて、最適な方法を選びましょう。
方法1:新しく購入する
2人で一緒に寝たい場合は、新しいベッドを購入するのがおすすめです。ベッドにはセミダブルやダブルベッドなど、2人用の大きいサイズがあります。ベッドフレームのデザインが豊富なので、2人でじっくり選びましょう。
ベッドに敷くマットレスは、硬さによって寝心地が異なります。ベッドを新しく購入する場合は、お部屋の広さとのバランスもしっかり考えてください。お部屋に持ち込めて設置できるサイズを選びましょう。
方法2:それぞれのベッドを持ち込む
別々に寝たい場合や同棲スタート時に費用を抑えたいカップルは、それぞれのベッドを持ち込むのがおすすめです。ベッドが2台あるので、離して設置ができます。同棲を始めるには何かと出費がかさむものです。少しでも初期費用を抑えるには、必要なのか迷うものを購入しない方法が効果的。
しばらく別々に寝ていて、「やっぱり一緒に寝たい」と思ったら、新しくベッドを購入しても遅くはありません。ライフスタイルを確認してからの購入だと大きな失敗を避けられるでしょう。
それぞれのベッドを持ち込む場合は、狭い間取りではベッドを2つも置けない恐れがあるので注意してください。お部屋のサイズをしっかり測ったうえで、ベッドを運び込むようにしましょう。
方法3:ベッドは使わない
ベッドを使わずに、布団にしたりソファベッドを活用したりする方法があります。日中は布団を畳んで押入れに収納できます。ソファベッドも折りたたんで、普段はソファとして使用し、夜は広げてベッドとして使うのです。どちらもお部屋を広く使いたい場合にとても便利でしょう。
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布団やソファベッドは広げたり畳んだりする手間が発生しますが、お部屋を広く使うことを最優先にしたい場合には良い選択肢でしょう。同棲生活で何を優先したいのかを2人で話し合って、決めてくださいね。
同棲時にベッドを準備するときの注意点
同棲時にベッドを準備する際の注意したいことを3つご紹介します。ベッド選びで後悔しないように、ぜひ押さえておきましょう。
サイズを測る必要がある
ベッドを購入する前に、必ずお部屋のサイズを測ることが大切です。「せっかく購入したのにベッドが置けなかった」という事態を防ぐためにサイズチェックは欠かせません。ベッドを設置する場所の幅や高さだけでなく、ドアや廊下を通れるかどうかも確認しましょう。また、ベッドを設置した後の部屋のレイアウトもシミュレーションすることも大切です。
ベッドが大きすぎると部屋が狭く感じられたり、家事動線の邪魔になったりすることがあります。家事動線の妨げにならないことを確認したうえで、ベッドを購入しましょう。たとえばキッチンと寝室や洗濯機置き場からベランダなどの動線にベッドがあると、移動のたびにベッドを乗り越える手間が発生します。ベッドが家事動線上にある生活は、ストレスが溜まることでしょう。
入退去時に手間がかかる
ベッドは大きく重いため、入退去時に手間がかかります。特にエレベーターのサイズによっては、搬入や搬出が困難な場合も。窓から出し入れする場合は、運搬費用が追加で必要です。引っ越しの際に、解体や組み立てなどの追加料金が発生する可能性もあります。
ベッドは大きな荷物のため運搬する荷物が増えることで、引っ越し費用もかさむかもしれません。ベッドを持つと、プラスアルファの費用が発生する点を考慮しておきましょう。
処分するのにも負担になる
ベッドは購入だけでなく処分するのにもお金がかかります。たとえば将来同棲をやめることになったときやベッドが壊れたときなどが、処分するシーンではないでしょうか。ベッドは粗大ごみに該当するため、数千円の費用が必要です。
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自治体によっては大型ごみを捨てるために予約が必要な場合もあり、回収までに時間を要することもあります。またリサイクル業者へ依頼すると、自治体で処分するより割高に。料金体系がわかりにくい業者もいるため、依頼は慎重に検討する必要があるでしょう。
同棲でベッドを購入するなら!選び方のポイント
最後に、新しくベッドを購入するときの選び方のポイントを2つご紹介します。同じベッドで2人が一緒に寝るためには、外せないポイントです。
ワイドタイプ
2人で寝るには、ある程度の広さのあるベッドを選びましょう。ベッドサイズを一覧にしました。
サイズ | 横幅 |
---|---|
セミダブル | 約120センチ |
ダブル | 約140センチ |
ワイドダブル | 約155センチ |
クイーンサイズ | 約160センチ |
シングル×2 | 約200センチ |
クイーンサイズだとゆったり寝られますが、シーツやベッドカバー、布団などが手に入りにくい恐れがあります。取り扱う商品数のレパートリーを考えると、ダブルベッドまでのサイズが良いでしょう。シングルベッドを2つ並べる方法は隙間ができたり、2つのベッドの寝心地が異なったりする可能性があります。
機能性
ベッドの機能性も忘れずにチェックしましょう。ベッドに棚があれば、本や目覚まし時計、メガネなどの小物を置けるので便利ですよ。またライト付きなら、優しく照らすので間接照明の役割を担ってくれることでしょう。
パートナーの眠りを邪魔せずに読書をしたいときにも活躍しますよ。ベッドにコンセントがあると、スマホを充電しながら寝られるのでオススメです。「ベッドを置くとお部屋が狭くなるかも」と心配な方は、収納スペース付きタイプを検討しても良いでしょう。
ベッド下のスペースに衣類や布団などを収納でき、部屋をすっきり片付けられます。ベッド下の収納は、普段使わないシーズン用品を入れる場所としても良いですね。
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同棲を始めるにあたって、ベッドを購入しようか迷うカップルは多いものです。ライフサイクルの違いや相手への気遣いから、別々に寝るカップルは珍しくありません。同棲を始めるからといって、新しく購入せずに今まで使用していたベッドを使ったり、そもそもベッドを使わなかったりなどの方法を選ぶカップルもいます。
ベッドはサイズが大きく、お部屋選びの際に「ベッドが置けるのか」「家事動線の邪魔にならないか」などの観点でチェックする必要がある家具です。一緒に寝たいと思って購入しても、いざ同棲を始めてみると別々が良いと思うかもしれません。
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