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お役立ちコラム【部屋探し】

レオパレスで足りない家電はどんなもの？引っ越し前に要チェック！

長期出張や諸事情による仮住まいのため、マンスリーマンションの利用を検討するケースはよくあります。本来の生活拠点をそのままに一時的な利用を想定した場合、大型のモノはなるべく買い控えたいと思うものです。「家具家電が何でもあるから、カバン一つで新生活が始められそう」と、レオパレスをまっさきに思い浮かべる方もいることでしょう。

今回の記事では、家具家電付きのレオパレスなら何でも全部揃うのか？買い足しが本当に不要なのか？について解説します。入居者にとって必要なモノが置いていないケースもあるかもしれません。ぜひチェックして、入居の際の参考にしてくださいね。

レオパレスとは

レオパレスとは、賃貸事業を中心に展開している企業です。最短30日から契約できる物件を多数保有しています。2023年時点での物件保有数は全国に約56万戸。有名人が出演するCM放送を目にする機会が多いため、知名度が高く「マンスリーマンションといえばレオパレス」と多くの人がイメージする程です。

家具家電付きの物件が豊富にあるため、入居時に買いそろえる必要がなく、初期費用が抑えられます。レオパレスでは「3ヶ月間の長期出張の辞令が出た」「次の部屋が決まるまで1ヶ月だけ仮住まいしたい」などの利用期間に合わせた契約プランが選べます。契約プランの主な特徴を以下の表にまとめました。

マンスリー契約
＜短期プラン＞		 マンスリー契約
＜長期プラン＞		 賃貸契約
エアコン 30日~180日 181日~365日 1年以上
家賃支払い 一括前払い 一括前払い 月払い
家具家電 あり あり あり・なしの2パターン
水道光熱費負担 なし なし あり

マンスリー契約は家具家電付きで初期費用を抑えられるだけでなく、水道光熱費が発生しません。「とにかくお得に暮らしたい」と考える方の要望にあった住まいと言えるでしょう。

レオパレスにはどんな家具家電がある?

レオパレスには、以下の家具家電が用意されています。

  • エアコン
  • ベッド
  • ローテーブル
  • 冷蔵庫
  • 電子レンジ
  • 洗濯機
  • テレビ（テレビ台）
  • カーテン

あらかじめ必要な家具家電が備え付けられているので、初期費用をできるだけ抑えたい方にとって、レオパレスは便利です。

お部屋がマンスリー契約「短期プラン」の場合のみ、寝具一式がお部屋に用意されています。長期プランと賃貸契約の場合は、寝具を自分で用意する必要があります。また備え付けの家具家電はお部屋によって、多少異なるケースも。寝具の有無や家具家電については、管理会社に確認しておくと安心でしょう。

「レオパレス＝何でも用意されている」とは限らない

「家具家電付きといえばレオパレス」と思われていますが、実は何でも用意されているわけではありません。備え付けられていない家具家電もあります。「あるはず」と思い、入居してから焦ることもあるでしょう。ここでは、何がないのかをご紹介します。

自分にとって必要な家具家電がない

自分にとって必要だと思う家具家電がないケース。たとえば、以下の製品はレオパレスのお部屋にはありません。

  • ポット
  • ドライヤー
  • 炊飯器
  • 掃除機
  • アイロン

普段から温かいものを飲んだりお湯を使うインスタント食品を食べたりする方は、ポットが必要でしょう。お部屋の掃除には、掃除機は必須アイテムです。自分が使いたい家具家電がお部屋にない場合、買いそろえる必要があります。初期費用を抑えようとレオパレスを選んだのに、人によってはお得感を感じにくい方も出てくることでしょう。

洗濯機や電子レンジなどの家電は、お部屋によって設置される製品が異なります。住みたいと考えているお部屋に備え付けの家具家電は、事前に問い合わせてみましょう。

家具家電が自分にとって必要とは限らない

レオパレスの家具家電付きのサービスが、入居者全員にとって便利だとは限りません。自分が必要としない家具家電が置いてあることも考えられます。たとえば、置いてあるローテーブルの大きさや椅子の硬さに不満を持つ方もいます。

自分に不要な家具家電があれば、置いたままでは場所を取ることに。レオパレスに引き上げてほしいと思うことでしょう。しかしいくら不要だとしても、レオパレスではお部屋に設置している家電製品の撤去や引き上げはしていません。お部屋に設置された家具家電が、自分が必要としているものかどうかを内見時に確認しておくと良いですね。

消耗品が置かれていない

レオパレスには、消耗品が一切用意されていません。
  • 洗剤（お風呂、洗濯、台所）
  • 歯ブラシ、歯磨き粉
  • 石鹸、シャンプー、コンディショナー
  • トイレットペーパー、ティッシュ

上記の消耗品は、入居前に自分で準備する必要があります。たとえば、歯ブラシや歯磨き粉、トイレットペーパー、ティッシュなどは、入居した当日から使用しますよね。手間がかからないように、入居当日に使用するものをリストアップしておきましょう。レオパレスに持ち込む荷物と一緒に、持って行くのを忘れないようにします。

できるだけ持ち込む荷物を少なくしたい方は、内見時にドラッグストアやスーパーマーケットの場所や営業時間を把握しておきましょう。お部屋の近隣に店舗があれば、入居後すぐに買いに行けますよ。

自分で買い足すグッズが出てくる

自分で買い足しが必要なグッズは、消耗品以外にもあります。生活に必要なすべてのものがお部屋に用意されているわけではないことを念頭に置いておきましょう。自分で買い足す必要があるものを一例でご紹介します。

  • 食器類(箸、皿、コップなど)
  • 調理器具類(鍋、フライパンなど)
  • 物干しポール・ハンガー
  • 時計
  • ゴミ箱

自炊をする方は、食器類や調理器具類は必須アイテムです。洗濯物を干したり衣類の片付けには物干しポールやハンガーも必要でしょう。レオパレスにはカーテンが備え付けられていますが、中には標準装備ではないケースもあります。カーテンがないお部屋は、自分で用意しなくてはいけません。事前に、カーテンの有無を確認しておくと良いでしょう。

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家具家電の充実度は会社によって異なる?

家具家電付き物件は、どの会社で契約しても同じではありません。部屋に備え付けの家具家電の充実度はマンスリーマンションの運営会社によって大きく異なります。

初期費用を抑えたい方や、家具家電を買う手間を省きたい方にとっては、レオパレスは魅力的に見えますよね。しかし口コミを見てみると、「実際に自分で買いそろえるモノが意外に多かった」「あると思っていたモノがなくて困った」と評価している方もいます。

他の会社が提供しているマンスリーマンションは、どのような家具家電が設置済みなのか気になるところですよね。たとえば、関東・東海・関西エリアを中心にマンスリーマンションを展開しているアットインを見てみましょう。

アットインの家具家電付き物件は、レオパレスにはなかった以下のモノが標準仕様です。（一部例外あり）

  • 炊飯器
  • 掃除機
  • ドライヤー
  • ケトル
  • アラームクロック

トースターや調理器具、食器類も用意されているため、入居してすぐの状態でも自炊が可能です。洗剤やシャンプー、トイレットペーパーなどの消耗品もそろっています。カバン1つで入居ができるほど、設備や備品を整えられたマンスリーマンションですね。

マンスリーマンション選びのポイント

最後に、マンスリーマンションを選ぶときのポイントを3つご紹介します。納得できるお部屋を見つけて、新生活をスタートさせましょう。

間取りや家賃以外もチェック

お部屋探しでは、間取りと家賃に着目しがちです。しかし必要な家電がそろっているかどうかもとても重要なポイントに。どのような家具家電がそろっているのか、情報サイトだけでは不十分かもしれません。内見ができる場合は、実際のお部屋を見て家具家電の種類や性能を確認しておきましょう。標準仕様の家具家電は会社やお部屋ごとに異なるため、注意が必要です。

もし必要な家具家電が設置されていない場合は、オプションプランを検討するのも1つの方法です。追加料金を支払うことで、自分が使いたい家具家電をお部屋に置ける可能性があります。自分で購入するのとオプションプランの利用のどちらがお得なのかをシミュレーションしてみましょう。

自分の生活スタイルをイメージ

自分の生活スタイルをイメージしてみましょう。お部屋での暮らしが具体的にイメージできると、自分にとって何が必要な家具家電なのかを把握できやすくなります。

自炊に力を入れたい方は、炊飯器やトースターなどの家電、調理器具、食器などが必要です。まな板を置くスペースの有無や家事動線を意識したレイアウトになっているかも見ておくと安心でしょう。

リモートワークやオンライン学習が多い方、動画視聴をしたい方なら、インターネット環境やデスク、椅子などが必要でしょう。インターネットは使い放題なのか、追加料金が必要なのかをチェックします。お部屋で温かい飲み物やインスタント食品がすぐに用意できるよう、ポットがあると快適性がアップするのではないでしょうか。

長期滞在でマンスリーマンションを利用する場合は、掃除機、ハンガー、アイロンなど、日常生活で使うものをそろえる必要があります。外出前の身だしなみを整えるために、ドライヤーも必要です。

口コミも判断材料に

マンスリーマンション選びで役立つのが、実際の利用者の口コミです。口コミは、物件の良い点だけでなく悪い点も把握できます。お部屋探しをする上で貴重な情報源になることでしょう。口コミは、マンスリーマンションのWebサイトやSNSなどからチェックできます。

SNSでは利用を検討しているマンスリーマンション名でぜひ、検索してみてください。しかし口コミはあくまでも判断材料の1つ。すべて鵜呑みにしないことが大切です。良い口コミばかりではなく、悪い口コミもしっかりと読み、自分の生活スタイルと照らし合わせて判断しましょう。

気になることは、最初の「問い合わせ」で解決

マンスリーマンションに備え付けの家具家電について、情報サイトだけでは判断がつかないこともあるでしょう。不明点は、会社に問い合わせましょう。気になる点を解消できるだけでなく、サイトに記載されていない情報が把握できる可能性もあります。問い合わせたほうが、正確な情報が手に入ることも問い合わせをするメリットですね。

マンスリーマンションは比較的高額ですし、自分の希望に合った物件を見つけることが大切です。「たぶん、あるだろう」と思い込んで契約すると後悔することに。不安な点をしっかり解消して、お部屋を選びましょう。

自分に必要な家具家電がそろったマンスリーマンションを探そう!

「家具家電付きのマンスリーマンションといえばレオパレス」と、多くの方が思い浮かべるほどの認知度を誇っています。全国に56万戸以上も物件があり、テレビでCMをよく目にするためです。しかしレオパレスだからといっても、家具家電が何でもそろっているわけではありません。炊飯器やポット、ドライヤーなどの家電、石けんやシャンプー、洗剤などの消耗品は、自分で用意する必要があります。

家具家電の充実度は会社によって異なります。マンスリーマンション選びの際には、間取りや家賃以外もしっかりチェックしましょう。自分にとって必要な家具家電がそろったマンスリーマンションを選んで、快適な新生活を送ってくださいね。

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この記事を書いた人

澤田なつ／Webライター

2016年2月までCADオペレーターとして自動車部品の図面作成をしていました。2019年からフリーランスのWebライターとして活動しています。
執筆するときは「読者が知りたいことに寄り添える内容になっているか？」を意識しています。資格は、2級ファイナンシャル・プランニング技能士と簿記3級、図書館司書を持っています。
小学生の娘が2人います。趣味は裁縫で、娘たちが好きなアニメのコスプレ衣装を作ることが好きです。
着付け師範の資格を2012年に取得しており、講師経験もあります。最近では着付けの様子を動画で撮って、Instagramに投稿することにはまっています。

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